焼肉屋に行っても迷わない!ホルモン完全攻略part2!

こんにちは!

前回焼肉屋に行って、迷わないようにするためにホルモンの部位など紹介していきました。まだ前回の記事を読んでいない人はこちらからご覧ください!

焼肉屋に行っても迷わない!ホルモン完全攻略!

前回の記事では胃袋と腸にフォーカスをあてて解説していきましたが、本記事ではそれ以外の「あ、これもホルモンなんだっ」という部位や、「こんな部位あるんだ」というマイナーな部位まで徹底解説していきます!ぜひ最後まで読み進めてくださいね!!

前回も説明しましたがホルモンについての解説です。内容は全く同じなので前の記事で読んだよ〜という人は読み飛ばしてくださいね!

ホルモンって何?

そもそもホルモンというのはどのような定義なのかを解説します。簡単にいうと内臓肉のことです。主にホルモンとして出回っているのは腸や胃の部分ですが、その他の内蔵肉全般のことも、ホルモンと呼びます

また「牛もつ」というワードも聞いたことがあると思いますが、これも実はホルモンと一緒です。関西ではホルモン、関東や九州ではモツと呼ぶことが多いです。

医学用語で体内の組織や器官の活動を調整する生理的物質のことをホルモンと読んでいます。

ホルモンの語源は医学用語のドイツ語でHormon(ホルモン)からきたという説と関西弁で捨てるものを意味する『放るもん』から呼ばれている説などがあります。

それではここから部位の詳細について解説していきます!

ハラミ

一見どこか筋肉の部位かと思ってしまうくらい肉厚なハラミですが実はホルモンの一種なんです。部位としては牛の横隔膜にあたる部分で、横隔膜の中でも上側、背中側の部分をハラミと言います。

脂身が少なく柔らかいため焼肉屋でも男女問わずかなり人気が高い部位となっています。ホルモンの中でも1、2を争う高価格。鮮度にこだわっている店ではサシミで提供しているところもあるんだとか….(今は法の規制でだめかも)

サガリ

こちらも横隔膜に相当する部分です。ハラミが横隔膜の上側でしたが、サガリが横隔膜の下側、肋骨側の部位になります。

見た目はハラミとほとんど同じで、味はサガリの方があっさりしている印象です。またサガリは一頭の牛から1kgほどしか取ることができないので、とても希少な部位でもあります。

コブクロ

コブクロは牛の子宮に該当する部分で、メスの牛からしか取れないので希少価値が高い部分でもあります。

食感がコリコリしていて、茹でて塩やポン酢をつけて食べるのがオススメです。脂も少なく100g中に脂肪は0.6g、カロリー72Kcal前後とヘルシーなので女性からも人気の部位です。

希少価値が高いため提供していないお店も多いです。

ノドスジ 【シキン、ネリガエシ】

ノドスジは牛の食道に該当する部分でシキンやネリガエシ、ショクドウ、スキミと呼ばれることもあります。

コブクロ同様コリコリしていて歯応えがあり、内蔵系のようなクセが無いので、濃厚な味わいを楽しむことができます!こちらもコブクロのようにポン酢などあっさり目で食べるのがオススメです。

ハツモト【タケノコ、コリコリ】

ハツモトは心臓に繋がる大動脈のことで、「コリコリ」、「タケノコ」と呼ばれることもあります。

白くまるでイカのような見た目で味はとてもタンパクで歯応えでわずかな脂を感じることができます。とても硬い部位なので、焼き加減が甘いとゴムのような食感になってしまい、せっかくのハツモトが台無しです。

しっかり焼くのが絶対条件で淡いピンク色の身を下にして強火で一気に炙り、表面に焼き目がつく程度まで火をいれましょう!

フワ【バサ、肺】

フワは牛の肺に該当する部分でバサや肺と呼ばれることもあります。ふわふわしているからフワと呼ぶそうです!

1頭の牛からは約1kgほどしか取ることができないのでこちらも希少な部位です。

生の状態ではマシュマロのようなフワフワとした触り心地で、火を入れると身がしまり、レバーとハツの中間のような食感になります。

こちらもハツモト同様、焼き加減が甘いとゴムのような食感になってしまうのでしっかり火をいれましょう。

テール

読んで字の通り、牛の尻尾に該当する部分です。

煮込んでスープにすることが大半ですが、時には焼肉として提供されていることもあるようです。旨味とコラーゲンの塊なので、煮込めば煮込むほどコラーゲンがゼラチン化。骨についた肉はトロットロに柔らかくなり、骨と肉から染み出す出汁が最高です!

マグロの尻尾を食べたことがある人は、それに近い感覚です。

肉を取った後の骨を煮込めばいい出汁が出るので豚骨ならぬ牛骨スープの完成です!

アキレス

牛のアキレス腱に該当する部分です。とても硬い部分ですが、テール同様長時間煮込むと、ゼラチン状になりとろみがでてきます。

おでんなどによく使用されて、牛すじとしてよく販売されていますよね。他にも牛すじ鍋や牛すじカレーなど単体で食べるよりも他の料理で活躍することが多い部位ですね!

まとめ

ホルモンの有名な部分から少しマニアックな部位まで紹介していきました。マニアックな部位は焼肉屋でも取り扱っていることが少ないので、見かけたらぜひ一度食べてみてくださいね!

最後まで読み進めていただきありがとうございました!!

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