温泉旅行を倍楽しむ!温泉の種類について徹底解説
こんにちは!
今はコロナ禍で思うように外出できず旅行が難しいですが、コロナが終わったらゆっくり温泉旅行でも行きたいところ。ゆっくりお湯に浸かって休む時間は最高ですよね。特に秋冬はサウナや温泉が気持ち良いシーズン。早く温泉に行きたいなぁ〜。。。
余談は置いといて、、今回はそんな温泉旅行をもっと楽しむために温泉の種類について解説していきます。その温泉から期待できる効果、温泉から上がったときに持っておいた方が良いアイテムなど事前に知っておくことでより温泉の深みを味わえるのではないでしょうか。
また地域によって沸いている温泉が違うので、自分に欲しい効能と照らし合わせながら観光地を決めるのも良いかもしれません!
温泉は大きく分けて9つ単純温泉、塩化温泉、炭酸水素塩泉、、硫化塩泉、二酸化炭素泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉、含鉄泉です。それぞれの特徴について見ていきましょう!
単純温泉
一番癖のない無色透明で無臭の温泉です。お湯からの刺激が少ないため赤ちゃんから年配の方まで楽しめるお湯の質となっています。療養中の方にも効果があると言われていて、怪我をした方や術後の方にもオススメです。一番オーソドックスなタイプなので万人受けするのではないでしょうか。
岐阜県の下呂温泉などはこのような単純温泉が多いです。
塩化温泉
食塩の働きで体がが温まるとされています。効能としては冷え性、関節痛、打撲、月経障害、不妊症に効果があるとされています。こちらも単純温泉同様万人受けする入りやすい温泉となっています!
静岡県の熱海温泉などはこの塩化温泉が多いです。
炭酸水素塩泉
こちらは陽イオンが含まれていて、細かく分類するとナトリウム炭酸水素塩泉、カルシウム炭酸水素塩泉、マグネシウム炭酸水素塩泉に別れます。これら全てに共通することは肌がツルツルになるという効果はあるのですが、その後肌がツッパルという方が多いようです。ツッパリ感を改善したい方は、入浴後に保湿用品などのアイテムで肌を潤してあげましょう。
温泉自体は炭酸が含まれているので清涼感を味わうことができます。
和歌山県の川湯温泉が有名です。こちらは流れている川そのものが温泉なので、一度行ってみたいです。
硫酸塩泉
こちらも陽イオンが含まれていて、先程の三つの分類に分けることができます。硫酸塩の効果で血行をよくしてくれます。外傷や切り傷にも効果的面ですし、冷え性や便秘、うつ病にも効果があるとされています。
群馬県の法師温泉が硫酸塩泉で有名です。
二酸化炭素泉
スーパー銭湯にある炭酸泉のようなイメージです。体に泡(二酸化炭素)が付着して爽快感が味わえる泉質となっています。日本でもこの温泉が沸くところが限られていて大分県の長湯温泉などが有名です。
一番の特徴は保温効果が持続するところで、お風呂に入った後に食事をとったりすると思いますが、そのタイミングでもポカポカと温かさを感じることができます。
硫黄泉
温泉のニオイといえば思いつくのはこの硫黄泉の匂いではないでしょうか。硫黄の匂い(腐卵臭)が特徴的です。期待できる効能は美肌や美白の効果があるとされています。またアトピーや慢性疾患の方にも良いとされているお湯です。
気をつけなければならないのは貴金属をつけて温泉に入ることです。硫黄が化学反応を起こして貴金属を黒くさせてしまう可能性があるので、硫黄泉に入る前はアクセサリー類は外してからにしましょう!!
日本では硫黄泉の数が多めです。
栃木の日光湯本温泉、箱根の温泉などが有名所です。箱根はふもとの方は透明泉なので、山の上の方に行くと硫黄泉が多いです。
酸性泉
口にすると酸味があり、海外では見かけない日本独特の泉質となっています。効能としては外傷やアトピーに効くとされています。
火山の噴気孔近辺から湧き出るものが多いので一般には高温です。やけどをしないように、お湯の温度を確かめてから湯船に浸かるようにしましょう。
刺激が強いと感じる方は、入浴後に真水で温泉を洗い流すようにしましょう!
岩手県の須川温泉が酸性泉で有名です。
放射能泉
放射能と聞くと一見怖いイメージを持ちますが、温泉中に含有されるラドンは常温で気体、湧出後は空気中に散飛するため全く心配ありません。
関節リウマチ、痛風、尿路慢性炎症、糖尿病に効果があり、下垂体副腎系、卵巣、睾丸の機能を高める作用もあるとされています。
ただ放射能泉は薬用成分が多いので湯あたりを起こす人が多いです。そのため湯が合わないなと感じた方は長湯せずにさっとあがって外気浴などしましょう。
新潟県の村杉温泉が放射能泉で有名です。
含鉄泉
名前か見て取れるように鉄を含んだ温泉になります。鉄のイオンんが含まれることによってお湯の色が赤褐色になります。鉄分が入っているので貧血、痔の方に効くとされています。
兵庫県の有馬温泉は含鉄泉が多いです。
以上の9つがざっくりとした温泉の種類になります。
まとめ
9種類の温泉の効果や特徴について紹介しました。自分がいきたいと思う温泉は見つかったでしょうかあ。地域の泉質によっても効能が変わってくると思うので実際に足をはこんで湯に浸かってみてください!
温泉の効能だけでなく地域の食べ物や景色を味わうのも醍醐味ですからね!
最後まで読み進めていただきありがとうございました!