刑期14万年!?!?世界で長すぎる景気を宣告された囚人5選
こんにちは
今回はいつもとテイストの違った記事を書いてみようと思います。
みなさん罪を犯したら牢屋にぶち込まれるのはご存知かとは思いますが、あり得ないほど長い刑期を宣告された囚人をご存知でしょうか?なんと最長で14万1078年もの懲役を宣告された人がいます。今回はそんなあり得ないほど長い刑期の囚人を五名ほど紹介していきます。
そもそもなぜそんな懲役になってしまうのかというと、海外では罪を起こすとその罪の懲役が加算されていくシステムがあります。それにしても多いですが…
それでは早速みていきましょう。
懲役1万年 ダドリン・ウェイン・カイザー
妻や義母を含む3人を射殺した罪で逮捕されたダドリン・ウェイン・カイザー。
犯行自体は珍しくもないのですが、カイザーを一躍有名にしたのは前述した「懲役10000年」です。この懲役10000年というのは、当時アメリカでも史上最長の刑期であり、世界的に見ても最長であった為、ギネス記録されていました。
裁判で陪審は1時間もかからない話し合いの末、カイザーに有罪判決を下し、電気椅子による死刑を言い渡されましたが、1980年、アラバマ州最高裁判所は死刑を違憲とし、カイザーの裁判のやり直し求めました。
そして、1981年12月4日、裁判のやり直しの結果、カイザーには殺人等で懲役10000年と終身刑言い渡されました。
懲役6万年 チャールズ・スコット・ロビンソン
チャールズ・スコット・ロビンソンという男は、6人の子供に性的虐待を加えた容疑で逮捕され、1994年に裁判が始まりました。
その中で、ロビンソンには被害者一人について5000年の懲役が妥当と判断され、しかもそれらの刑期は同時ではなく連続して進行するものと定められました。
そのため5000×6の単純計算で懲役6万年となってしまったわけです!
チャールズは現在アメリカで最も刑期のながい囚人となっています。
懲役3318年 + 終身刑×12 ジェイムズ・イーガン・ホームズ
ジェイムズ・イーガン・ホームズと言う男は懲役3318年と終身刑を12回言い渡されました。
オーロラ銃乱射事件という事件の主犯で、2012年7月20日バットマンシリーズとして製作された映画「ダークナイト ライジング」上映中に銃を乱射し、12人が死亡、負傷者は58人したテロ事件です。
ガスマスクをつけ、防弾チョッキとヘルメット、ズボンを着用し、黒の戦闘用の手袋をはめ、拳銃2丁にライフル1丁、ショットガン1丁で武装した上で、開けたままにしておいたドアから再び館内に戻り、上映中だった館内の前方に立ち、催涙ガスを2本投げつけました。ガスが立ちこめる中、映画内の銃撃シーンに併せて持っていた銃で逃げ惑う観客に対して10〜20発の銃乱射を行った後、映画館裏に止めてあった車で逃走しようとしたところを警察官に捕まえられ逮捕されました。
また自宅には精巧に作られた爆弾も見つかり、その凶悪性が見受けられます。
12名の殺人に対し仮釈放なしの終身刑12回、さらに刑期最大48年の第1級殺人未遂が67件、32年の第2級殺人未遂が3件、爆発物所持1件で6年が加算され、傷害致死と自宅の武器による艤装についての加算も含めて、計3,318年の懲役となった分けです。
懲役1035年+終身刑×35 マーティン・ブライアント
1996年4月28日日曜日、オーストラリア、タスマニア州の観光地、ポート・アーサーで起きた事件大量殺人事件で、死者35人、負傷者15人の被害者を出した非常に痛ましい事件です。
最初の事件現場となったカフェにマーティン・ブライアントが車に乗って訪れ、当初は外のテーブルに座ってランチを注文して食べていたといいます。
食事が終わると店の客に対し「白人ばっかりだ、ジャップは少ないな」と言うと、店内に入り黒いスポーツバッグからAR-15アサルトライフルを取り出して無差別に発砲。わずか90秒の間に20人の死者と12人の重軽傷者を出しました。
すぐにブライアントはカフェの駐車場に向かって発砲し、観光バスの運転手や乗客を射殺。さらに別のライフルに持ち替え、自分の車を運転しながら通行人を次々に射殺。そして数百メートル離れたガソリンスタンドに到着するや、そこにいたカップルの女性を射殺し、相手の男性を車のトランクに押し込めて再び運転した。コテージに到着したブライアントは男性を車のトランクから引きずり出して車に火をつけた後、男性と共にコテージに立てこもりました。
コテージから出火するや、ブライアントが飛び出してきて、すぐに取り押さえられた。焼け跡から、オーナー夫妻、ガソリンスタンドから連れ出された男性の遺体が発見されました。
複数のライフルを用意していたことなどで計画的犯行とされ、また精神鑑定で責任能力ありと判断されて、仮釈放なしの35回の終身刑を宣告されました。
懲役141078年 チャモイ・スィピァソ
チャモイ・スィピァソは世界で最も長い懲役刑を宣告された囚人です。
彼は殺人や強盗といった罪ではなく詐欺の容疑で逮捕されました。いわゆるねずみ講を利用して約16,000人もの人からお金を騙し取り総額は日本円で2億円を超えていたと言います。
まとめ
刑期が長い囚人を紹介しました。終身刑でいいじゃんと思う方もいるかもしれませんが、罪の重さを表現するためにもこのようなシステムにしているようです。
でも文字自分が裁判長で懲役14万年を言い渡す立場だったら、真顔はキツイかも…
最後まで読み進めていただきありがとうございました!