イワシの泳がせ釣りで釣れた魚!どんな食べ方がオススメなのか紹介します!
こんにちは!
秋から春にかけて盛り上がるイワシの泳がせ釣り。ヒラメやマハタなどの高級魚から、みたことのない根魚や回遊魚まで幅広くつれて楽しいですよね。イワシの泳がせ釣りは釣れる魚種も豊富でサイズもでかいのでドキドキ感がたまらなく好きです。
今回はそのイワシの泳がせで釣れた魚でおすすめの食べ方をご紹介します!
マハタ
写真の下に写っているのがマハタです。(言わなくてもわかるか)大きくなると100kg近くになります。(かんなぎという名前に変わる)夢がありますよね。
マハタはかなりの高級魚でキロ4000円ほどします。このサイズで2kgちょっとあったので8,000円ほどですかね。
まず身のおすすめの食べ方は刺身です。もちろん熟成させてください。最低でも5日間は寝かせた方が良いでしょう。2週間寝かせるところもあるようです。
寝かせる際はしっかりと下処理を行います。内臓を綺麗に取り出し、血合いも綺麗に取り除きます。その際にしっかりと血抜きをしておきましょう。内臓が綺麗に取り出せたらそこに新聞紙やキッチンペーパーを入れて水分を吸収してあげるようにしましょう。ウロコはとっても取らなくてもいいと思います。
それができたら魚に吸水紙か新聞紙をまいて冷蔵庫で寝かせます。真空チルドがあればそこに入れてあげて、なければビニールに入れて、空気を吸い真空の状態にしてあげるのが理想です。
寝かせている際は魚から水分が出るのでこまめに新聞紙か吸水紙を取り替えてあげましょう。1日に一回は必ず帰ると良いでしょう!
寝かせると旨味がグッと出てめちゃくちゃ美味しかったです!
肝は刺身で食べるのが最高でした!!刺身といっても熱湯にさっと通して臭みをとってあげてから食べるのがおすすめです。
右がマハタの肝で左がヒラメの肝です。マハタの肝はカワハギを超える美味しさでした。ヒラメの肝はあまり美味しくなかったので甘辛く煮付けて食べた方がいいでしょう。
マハタの胃袋も美味しくて、滑りをとってあげて熱湯でゆがくと、コリコリした食感が最高です。ポン酢なんか最高に合いますよ!
骨を出汁に使うと最高の出汁がでます。捨てるとこなんてほとんどありませんよ!一緒に乗船した人いわく唇がうまいといっていました!
ホウキハタ
写真を撮り忘れてしまいましたがホウキハタもつれて、熟成し刺身でいただきました。
ホウキハタもマハタに負けないくらい美味しく、最高でした!
ヒラメ
ヒラメも言わずと知れた高級魚。昔はもっと値段が高かったのに最近は安く手に入るみたいですね。
それでもヒラメは高級魚、おすすめの食べ方はやっぱり刺身です。クセがなく甘みがあります。昆布でしめて食べるのも良しです。
ヒラメもマハタ同様熟成した方が旨味が出てきます。なぜ旨味が出てくるのかというと筋肉を作るタンパク質が分解されてグルタミン酸を代表とするうま味成分が生まれるためで、熟成されるということは筋肉が分解されるということなので、コリコリとした食感は徐々に無くなり、しっとりとした柔らかい口当たりになります。
刺身を昆布で挟んで寝かせる昆布締めも考え方は同じで熟成を進めながら昆布のアミノ酸成分が身に移りうま味が増すとされています。
ヒラメは柵にしてから寝かせても良いですがその場合は3日か4日程度にしましょう。柵にしてから長く熟成してしまうとかえってよくありません。
煮付けももちろん美味しいですが、せっかく新鮮なヒラメがあるなら熟成させて刺身で食べるのがおすすめです!
捌くときに余った骨はお味噌汁の出汁として使用すれば最高のお味噌汁が完成します。
カンコ(うっかりカサゴ)
カンコはイワシの泳がせ釣りや、鬼カサゴ船の外道としてよく釣れます。うっかり大きくなってしまったカサゴという名前の由来通り、サイズが大きく3kg近い個体もいます。
カンコのおすすめの食べ方は煮付けか唐揚げです。釣った当日に刺身、熟成させてから刺身など色々試しましたが、刺身には向かないかなと思いました。。(味がなく、甘みが少ない)
サイズが大きいので小さく切って唐揚げにして食べるのもおすすめ。
アヤメカサゴという種類のカサゴもよく釣れますが、これも煮付けや味噌汁がいいと思います。
キツネダイ
ちょっと珍しいかもしれませんがキツネダイというお魚。私も初めて見る魚で船長さんにお刺身がいいよと言われ当日に刺身でいただきました。
色合いや口の形がベラなどの魚に似ていたのであまり味に期待はしていませんでしたが、いざ食べてみるとかなり美味しい。釣った当日ということもあり実がプリプリで臭みもなくかなり美味しかったです。刺身がうまいということは煮付けもうまいでしょう。
アカイサキ
おすすめの食べ方は煮付けですね。刺身はそこまで美味しくありませんでした。甘辛く煮て、煮汁に頼りましょう。。。
まとめ
イワシの泳がせ釣りで釣れる魚の食べ方を紹介しまいした。釣れた際はぜひ参考にしてくださいね!
私もまだ釣ったことのない魚もいます。次に食べてみたいのはマトウダイ。本当はマトダイらしい(柄がまとみたいだから)ですが、いつからかマトウダイになったんだとか。
最後まで読み進めていただきありがとうございました!