リールのギア比って何?リールのよくわからない単語を徹底解説

こんにちは!

リールを買う時によく見るギア比、ドラグ力、ベアリング、スプールなど釣り上級者でもわからない横文字がたくさん並んでいますよね。今回はリールの性能を証明している時によく見る横文字について一つ一つ丁寧に解説していきます!

スプール

ますはスプールについて解説していきます。

スプールというのは巻き取った糸を収納するボビンのような部分のことです。スプールの半径が大きいと大口径のスプール(底浅)と呼ばれます。それ以外のスプールは標準形とされています。大口径のスプールの方がラインに癖がつきにくく、段差も少なくなっているので投げる時に抵抗が少なくなり、軽いルアーを遠投しやすい形となっています。その分巻き取れる糸の量が標準のスプールよりも少なくなっているので、根元でラインが切れてしまうとその日は釣りできなくなってしまうかも…また太いラインを巻くことが難しい形状でもあります。

標準型のスプールは太いラインを大量に巻くことができます。ウキ釣り、投げ釣り、大物狙い、なんでも使いやすい形がこの標準型のリールです。初心者の方はこちらの形状のリールを買うのがオススメです。

ギア比

次にギア比です。ギア比というのはハンドルを一回転させた時にスプールが何回転するかというものです。例えばハンドルを一回転して、スプールが二回転するリールだとギア比が2:1となるわけです。

ハイギアとローギアという表現もされています。ハイギアというのはハンドル一回転させた時にスプールがたくさん回るもの、ローギアはそれの反対でスプールがあまり回らないものです。

自転車に乗ったことがあると思います。自転車で例えてみます。1〜3でギアを変えられるとします。ギア1がローギア、ギア3がハイギアです。坂道を上るときはギアを1にしますよね。それと同じで少ない力で巻くことができるのがローギアの特徴です。一定の速度で巻きたいとう方にもローギアがオススメです。デメリットとしては回収速度が遅いというのがあります。

ハイギアのメリットはローギアと逆で回収が早いということです。ローギアとハイギアではハンドル一回転あたり13cmの差がでたりします。100回巻いたら13mも違ってくるわけです。もう一つのメリットとしてあたりを感じやすいというのがあります。ロッドではなくリールのハンドルで魚のあたりを感じることができるんです!デメリットは最初が重いということです。チャリンコをこぐ時にいきなり3にして走り出すと少し重いですよね…

しかし、このローギア、ハイギアは人によって好みが分かれるところです。自分にあったギア比を見つけましょう!

youtubeで「GRSガレージ」とう方がローギアとハイギアの使い分け方について解説している動画もあるので是非参考にしてみてください!

 

ベアリング

ベアリングとは回転部を支える部分に配置し、それを支えながらクルクル軽く回す役目をしているものです。リールだけでなく、あらゆる機械には回転する”軸”が多くあり、必ずと言っていいほどベアリングが使用されることから、”機械産業のコメ”とも呼ばれています。

凝っている方だとチューニングと言ってベアリングの部分を交換する人もいます。これはかなりの上級者がやっているイメージ…

用途によって様々なベアリングがあるので自分のする釣りにどのベアリングがあっているのか、釣りを奥深くまで追求したい人はチューニングしてもいいかも…

ドラグ力

最大ドラグ力3kgなどと書いてあったとします。このリールだと3kgの魚までしか釣り上げられないの??と思うかもしれません。

答えはNOです。通常魚をリールだけの力で巻き上げてくることはなくロッドワークなど様々なやり取りで釣り上げますのでドラグ値よりも重い魚でも釣ることは可能です。
スペック表のドラグ力はスプールにラインを一杯巻き、規定の力でドラグを締め込んだ状態でラインを引っ張った時にドラグが滑る値でリール単体で測った値です。実際の釣りではリールは竿にセットして使いますので、竿の弾力やガイドとの摩擦抵抗など様々な力が働くので自分の腕次第で最大ドラグ力の表示よりも大きな魚を吊り上げることができます。

ドラグの調節は釣りをするのに大事な駆け引きでもあります。ドラグが緩すぎるとフッキングした時にラインがでてしまい針が魚の口に貫通しなかったり、ドラグを出しながら巻き続けるとラインのヨレにもつながります。

逆にドラグを締め過ぎてしまうとラインが切れてしまったり、竿が折れたり、針が伸びたりしてしまいます。

私のオススメは少し締め過ぎかなというくらいまで閉めるのがいいと思います。

保管する時は緩めて保管しましょう!

釣りをしている時にドラグが出る音って最高ですよね….

まとめ

リールの性能を表す横文字について一つ一つ解説しました。釣り初心者の方はリールだけにかかわらず釣り専門の用語がたくさんあり、頭の中の整理ができていないかもしれません。一つ一つ理解して釣りの楽しみを深めていきましょう!

最後まで読み進めていただきありがとうございました!

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